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折りたたみ自転車とミニベロ

【動画解説】折りたたみ自転車の輪行袋の入れ方

初めて折りたたみ自転車で輪行をしてみたいと思い立った時に不安になるのが輪行袋・輪行バッグへの入れ方(どのような手順で収納するのか)、ということですよね。

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この記事では初めて輪行をする際のハードルになる輪行袋への収納方法を、動画とともに紹介しています。  

 


目次


  1. ちび輪バッグの収納方法
  2. DAHONスリップカバーの収納方法
  3. ブロンプトン輪行バッグの収納方法
  4. BD-1 輪行袋の収納方法
  5. 5LINKSの輪行袋の収納方法
  6. ミニベロコクーンの収納方法(画像解説)

 

前回の記事では折りたたみ自転車三大メーカーごとにおすすめの輪行袋を紹介してきました。今回は実際の収納方法を動画で見てみましょう。

 

 

1, ちび輪バッグの収納方法

ちび輪バッグは一般的な20インチまでの折りたたみ自転車であれば大抵収納することができ、生地も薄手の「ちび輪バッグ」と厚手の「ちび輪バッグPW」を選択することができ使い勝手が良いシリーズです。

収納方法は基本的に下記の手順となります。

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1, まず作業しやすい場所で自転車をおりたたみます。 
2, 輪行袋を広げ、半分ほど車体をいれたところでストラップを使い本体を固定します
3, 輪行袋のチャックを閉めて完成

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折りたたみ方のコツは車体をストラップで固定するときに長さに余裕を持ちすぎないこと。ストラップが長いほど車体が安定しなくなるため肩から短めにかけられるように長さを調整されることをおすすめします。

画像解説のある記事はこちら :ちび輪バッグの使い方 - ブログでglobe!

 

2, DAHONスリップカバーの収納方法

DAHONスリップカバー(Slip Cover Shoulder)はシンプルに自転車を覆うタイプの輪行袋です。ダホンの折りたたみ自転車とはぴったりサイズですが、サイズが合えば他のメーカーの折りたたみ自転車も収納可能です。

収納方法はちび輪バッグと同様、ストラップで車体を固定したあとに、車輪の下側で袋の口を閉めて使用します。私の持っている輪行袋もこのモデルですが、こちらは袋の口を閉めても車体が隠れきらないことからJRで止められてしまう可能性がありました。

そこでDAHONの公式ページを眺めていたところ、DAHONスリップバッグ(Slip Bag)という輪行バッグタイプが新たに発売されていました!


動画を見るとスリップカバーのメリットであったコンパクトはそのままに車体全体を覆う設計となっています。こちらのタイプであればJRなどの公共交通機関を利用する際も安心かと思います。

 

3, ブロンプトン輪行バッグの収納方法


Rin projectという日本メーカーのブロンプトン(BROMPTON)専用の輪行バッグです。

ブロンプトンは元々かなりコンパクトに折りたたむことができるため、収納も非常に簡単で、輪行袋の上に置いてからチャックを閉めたら完成です。ブロンプトンの便利パーツであるキャスターホイールをバッグの外に出して転がすことができます。

また折りたたみ可能なFoldonBoxという輪行ハードケースも登場していました。
ハードケースは電車での輪行ではあまり使われませんが、旅行先に自転車を輸送しておく場合や飛行機に折りたたみ自転車を載せて移動することが可能になります。


こちらはハードケース自体が折りたためるようになっているため、空港や旅行先への持ち運びが便利そうですね。

 

4, BD-1 輪行袋の収納方法


BD-1にタイオガの輪行カバーをかけている動画です。BD-1も30秒かからず折りたたむことができているため、とてもスムーズです。収納方法は先ほどのダホンスリップカバーと同様、車体にカバーをかけた後に車輪の下側で袋の口を閉めて使用します。

 

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出典:BD-1に丁度良い、丈夫な輪行袋|Y'sRoad PORTAL

前回の記事ではメーカー純生の輪行袋を紹介していましたが、BD-1に丁度サイズの合う輪行袋がワイズロードのブログでも紹介されていました。厚手で丈夫ですがそこそこコンパクトに収納できるところが使いやすそうですね。

 

5, 5LINKSの輪行袋の収納方法

縦長に折りたためるタイプの折りたたみ自転車5LINKSの専用輪行袋への収納方法です。縦長に折りたためるタイプの折りたたみ自転車は、自宅での収納場所は通常の折りたたみ自転車よりもさらにコンパクトになるため、部屋の玄関が狭いが家の中に折りたたみ自転車を入れて保管したい方などに向いています。

折りたたみ時は通常の折りたたみ自転車と形状が異なるため、専用タイプの輪行袋(5LINKSですとリンコロ)が必要になります。収納方法はシンプルで車体にズボンを履かせるように下から収納し、チャックを閉めて完成となります。

縦長タイプのメリットとして、高さがあるため肩掛け用のストラップをが要らず、収納時間が短くて済みます。またリンコロは袋の外に電車の手すりと自転車を固定する止め具が付いているため、乗車中も転倒防止ができ安心です。

 

6, ミニベロコクーンの収納方法(画像解説)

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出典:http://www.loro.co.jp/blog/lcw/2013/05/mini-velo-cocoon.html

ミニベロコクーンは前輪を外して収納するタイプで、折りたたみができないタイプのミニベロに使うモデルの中で人気のあるシリーズです。外した前輪はフレームとベルトで固定して利用します。また収納した状態で後輪を取り出すことができるようになっており、そのまま転がしていくことも可能です。 

通常の折りたたみ自転車を収納する場合よりも手順が多いため、利用される際は事前にレクチャーを受けるか上記の記事などをよく読んで利用されるのがおすすめです。

※最近はJR駅内では自転車持ち込み時に車体を完全に覆っておく必要があるため、後輪転がしは主に外での活用になりそうです。